amazon primeで見れる"内村さまぁ〜ず"というネット番組の
シーズン0の#140で父親同士で家族の話をする回がある。
そこで三村が
「(子育ての)成功例かわかんないよね」
と言っていた。
その後土田が
「成功って何?東大に入ったら成功なの?そういう事じゃないですよね」
大竹「健康ならよし、みたいなところがあるよね」
この話題にすごい興味があって、自分なりの答えを探していた。
最初に"自立"という答えが出た。
最終的に自立した子どもに育てば成功、みたいな。
自立した子どもは親が(死んで)いなくなっても生きていける。
実際に自分は自立した方かもしれない。
実家から離れ、一人暮らしもしたりして、家事や自炊も全部できるし、親がいなくても生きていけるようになったと思う(もちろん親が死んだら悲しいけど)。
ただ、自分が(今の)自立に至るまでの両親の子育ては、はたして正解だったか?と問われれば、首をかしげてしまう。
多分うちの親の子育て方法は、100点満点中、40点ぐらいだと思う。
子どもの頃の親の記憶を思い出すと、今でも親を恨む点がいくつか心当たりがある。
(今は自分でも育ち切ったと思っているからもう恨んではいないけど)
そう考えると、「自立」という答えは結果的に正しいようで過程をおざなりにしている。
今は「柔軟な考え」が、正しい子育ての答えだと思っている。
これだと自立する上に臨機応変で苦労しにくい子どもが出来上がると思う。
柔軟な考えを持たせるために、いろんな考えを子どもに教え、子ども自身が考える力を身につけなければならない。
たくさんある選択肢から一番正しい考えをみつける。
みつけるだけでなく、みつけるまでのスピードも早くなければいけない。
簡単な例で言うと将棋だ。
将棋は選択肢が無限なようで無限ではない。
盤面ごとに全ての選択肢を思いつき、その上で正しい選択肢を選んで駒を動かす、与えられる時間は数十秒しかない。
ただし将棋をすれば必ずしもみんな柔軟な考えが持てるわけではない。
将棋はあくまでゲーム。
人生が将棋に似ているだけ。
ただ人生の方が将棋よりも難しい。