自己肯定感

最近この言葉をよく耳にする「自己肯定感」

正直この言葉のまま理解しようとすると意味がわからない

自分を肯定する?

 

実際に調べてみると定義が様々だが、

印象としては、自己肯定感が高い人は"ポジティブ"で"自分の事が好き"、

低い人は"ネガティブ"で"自分の事が嫌い"で"自分はダメ人間"だと思っている人のような気がした

 

もしこの印象と自分の解釈が正しかったとして、

自分はどっちかといえば自己肯定感は高い方だと思うが、

かといって自分のことをポジティブだと思っていないし、自分の事は別に好きじゃないし、むしろ嫌い(この時点で自分の解釈は既に間違っているんだけど)

逆に言えば、ネガティブになりたくないし、自分の事を嫌いになりたくないし、自分はダメ人間だと思いたくない、と思っていて、

なんで自分はそう思っているかというと、自分はネガティブで、嫌いで、ダメ人間だと受け入れている、認めているからだ

 

人間の寿命はどんどん伸びている

昔の人間の寿命は50才だったらしく

その寿命に合わせて昔は結婚可能年齢は16歳とかだったり、20歳で成人と言われ、40歳で初老と言われたりしていた

しかし今の日本の人間の寿命は80歳を超えているし、なんなら「人生100年時代」とも言われている

仮に自分の年齢が30歳だとしても、あと70年は生きる事になる、そう想像するだけで恐ろしく長い人生だと思った

 

今までの30年間も、残りの70年間も、一番自分と長く付き合っていく人間は家族でも友達でも恋人でもなく、自分自身だ

死ぬまで自分を嫌いだと思って生きていくなんて、恐ろしく長い地獄だ

それなのに自分のことを嫌いだとか、今言っている場合か?

一刻も早く自分を受け入れて、嫌な部分はさっさと直して、それでも直らない部分は受け入れて、少しでもポジティブに生きていくしかないんだよ

 

ポジティブすぎると死期が早くなるとは言われているが、仮に短命だったとしても死ぬときは本望、人生に満足したまま死ぬ

だってポジティブに生きてきたって事は悔いなく生きることもできるってこと

 

自分が嫌いでダメ人間だと思いながら末長く暮らしていくのと、

自分を好きなまま死ぬの

 

どっちがいい?