万物流転していく自分の人間関係

積読(もしくは積ん読)という言葉がある。

「買った本を読まずに放置すること」

ただし今後も読む予定があるか?といわれれば無い本でもあって、

俺はその行為自体に罪悪感を持っていた中である言葉と出会った。

「その時は必要でも今必要としていないなら別にいいじゃないか。

 今は今必要としているものを求めればいい。」

この言葉に救われたと同時に俺は、

「これは人間関係でも同じことが言えるのではないか?」

とも思った。

今俺に連絡を取っていない人たちは俺を必要としていない。

 

 

ひょっとしたら意味が違うかもしれないが、なぜかこの四字熟語が浮かんだ

万物流転

俺の人間関係は恐ろしいほどに何度も変わっていった。

①昔知り合って今全く連絡取っていない人

②昔からの知り合いで今でも連絡取っているが俺から連絡取れない人

③昔知り合って今全く連絡取っていないけど俺が追跡できる人

④最近知り合った人間関係

この4つに分類できる。

この分類自体に意味はない。

もう1度自分の人間関係を整理したかっただけ。

 

①昔知り合って今全く連絡取っていない人

これをさらに2つに大別するなら「ネット以外の人間関係」と「ネットの人間関係」

「ネット以外の人間関係」は俺が27歳ぐらいの時に働いていたブラック企業を退職した時に一部の人(家族と高校の頃の友人2人)を除いて全員絶った。

改めて考えると自分の性格は冷徹で臆病。

自分を守る、というか逃げるための決断力はかなり強いのかもしれない。

 

「ネットの人間関係」は山のようにいる。

むしろこっちの方が「ネット以外の人間関係」より多い気がする。

これを語る上で自分のネットの経緯は欠かせない。

自分のネット歴はかれこれ20年になるが、自分の中で大きな交友関係があったものだけ抜粋する。

スマブラ個人サイト(14歳〜)

 インターネットを初めて自分はひたすらスマブラ個人サイトを漁っていた。

 別に当時ネット対戦できるわけでも無いのに、ただただ友達が欲しかっただけなのかもしれない。

 しかしその内の4人は数年後も俺の個人サイトに来て掲示板に足跡を残してくれたことがある、この事実がすごい。感動すら覚える。

 そのうち2人は掲示板で長い会話も交わしている。

 でもおそらくもう2度と会話することはないかもしれない。

 なぜなら俺から連絡を取ろうと思っても取ることが出来ないからだ。

・エンピツ日記(14歳〜)

 スマブラの個人サイトを見ていて自分も個人サイトに興味をもった。

 そして自分の個人サイトの根幹が日記で、このエンピツ日記をレンタルしていた。

 今は有料なのかな?有料のレンタル日記って需要があるのだろうか?

 確か会社が岩手県金ヶ崎あたりで今でもあった気がする。

 正直このレンタル日記で出会った人は少ないけど、唯一今でも連絡取っている人がいるのであえてここで紹介している。

ボンバーマンオンライン(15歳〜)

 この時あるギルドに入った。

 ギルドのメンバーのほとんどは別のオンラインゲームに移住した。

 当時の俺は恐ろしいほど痛い人(当時の言い方すれば痛い香具師)だった。

 俺は嫌われて当然の存在で、ここで出会った人たちとの今後交流は早い段階で諦めた。

 だけど数年後に皆が1度だけ俺の個人サイトに来て掲示板に足跡を残したことがある。これも感動した。

ラグナロクオンライン(15歳〜)

 ほとんどの人はメッセンジャーで登録しあったけど、もう連絡を取ることはないだろう。

ハンゲーム(20歳〜)

 歌謡タイピング劇場というチャットルームにタイピングゲームがついているサービスの(確か)上級ルームにずっと入り浸っていた。

 ほとんどの人と長いことお話ししたり、メッセンジャーでも登録して長く会話したり、なんだったらヘッドセットを買ってスカイプで電話したりもした。懐かしい。

 俺の個人サイトの掲示板にも数名遊びに来てくれた。今は一人をのぞいて誰も来ていない。

ぷよぷよ20th(27歳〜)

 上記のブラック企業を辞めてからなぜか新しく手を出したゲーム。

 子どもの頃からぷよぷよが好きだったから普通にハマり、twitterで交流関係があることを知りtwitterを初めて始めたのもこの時期。

 ここで出会った人たちには俺の個人サイトは教えていない。

 

 

②昔からの知り合いで今でも連絡取っているが俺から連絡取れない人

 今でもすごいと思うが、昔ネットで知り合ってから今でも言葉を交わしている人が2人いる。

 逆に言うと2人しか存在しない。

 というか今でも俺の個人サイトの掲示板に来てくれる唯一の方々。

 もうなんか俺の中では人間国宝

 

・一人目

 エンピツ日記で知り合った年上の京都の男性の方。

 今でもお互いの現状報告をし合ってはお互いを心配し合う仲。 

 おそらく知り合って20年ぐらいになると思う。すごい。すごすぎる。

 今でも交流関係があるネットで知り合った人の中ではダントツで一番長い。

 ^^;⇦この顔文字見ると今でも兄さんを思い出す

 当時俺が書いていた拙い日記を面白いと言ってくれた。今でも嬉しい。

 

・二人目

 ハンゲームの歌謡タイピング劇場で知り合った宮崎の女の子。

 当時知り合った時は確か小5だった気がする。あれ嘘だろそんなに歳離れてたっけ?

 メッセンジャーでも語ってスカイプで電話もして、なんだったら年賀状も送った。

 俺よりはるか年下なのにしっかり聞く姿勢を持っていて俺より大人だと思った。

 歳も住まいも近かったら普通に惚れていたと思う。

 

このお二方とはこれからも連絡を取りたいと思っている。

だけど、俺から連絡を取ることが出来ない2人でもある。

なぜなら唯一の連絡手段が掲示板しかないからだ。

いやまぁメッセンジャースカイプがあるけど。ここ何年も起動していない。というか起動することができない。

 

③昔知り合って今全く連絡取っていないけど俺が追跡できる人

これは3人のみ。

 

・一人目

スマブラ個人サイトで知り合った人。

今は仙台のぷよぷよeスポーツで優勝している。

まさか同じぷよぷよしているとは思わなかったけど、戦うステージが違うから交わることはないと思う。

当時はメッセンジャーとかで色々会話もした、俺がインターネットを初めた人の中で一番仲が良かった人(向こうは俺以上に仲がいい人がいたみたいだけど)。

当時嘘だらけの俺と今の俺が違いすぎて恥ずかしすぎて申し訳なくて会えない。

でももしお会いすることがあったら言いたい。

「あの頃の厨二病の自分に付き合ってくれてありがとうございました。」

 

・二人目

同じくスマブラ個人サイトで知り合った人。

といっても俺が一方的にストーカーしてて、会話は当時向こうの掲示板で数回しかない。

絵を描くのが好きな人でハンターハンターみたいな躍動感ある絵を練習しているのが好きだった。

今ではまさかエロ同人描いて年収6000万以上も稼いでいるとは誰が想像しただろうか…

 

・三人目

ボンバーマンオンラインで知り合った人。

すごいボンバーマンが上手くて当時からいろんな人の注目の的だった。

たまたま俺とその人が戦ってから一緒に連(つる)むようになった。

今はtwitterボンバーマン専用のアカウントを持っているっぽい。

おそらくもう向こうは俺と会話する気は無いだろう。

 

④最近知り合った人間関係

もう高校の頃の友人や以前の職場の人とは連絡を取っていない。

今の職場のアルバイトで、仕事仲間以上の関係になっているのが地元の国立大学の男の子2人だけ。

このコロナ禍の中楽しい大学生活を送ることもできずかわいそうに思う。

プライベートで飲みに行ったり遊びに行ったりして、学校卒業してアルバイトも辞めて離れ離れになってもまた一緒に飲みたいねーと互い言い合いながら生きている。

 

 

以上自分のインターネット版の人間関係でした。

ここまで語って結局何が言いたいかというと、まぁ、みんな俺を必要とした時に声かけてくれればいいんだよ。

俺を必要としていない時に無理して俺に話しかけなくていいんだよ。

そう思えばきっと楽だと思う。

 

 

と、ここまで語った上で改めて考えたい。

コミュニケーションツールを絞れるかどうか。

今俺の中で過渡期に入っていて、

現在の俺のネット上でのコミュニケーションツールが

 

掲示板⇦今来てくれているのがほぼ2人だけ

twitter⇦特に何も来ない

・LINE⇦主に家族と仕事用

 

3つが俺の中で多い。

LINEは別にいいとして、掲示板を消してtwitterにまとめればいいのだろうか?

掲示板を消すのは寂しいしまだ過去の記事が残っているから名残惜しいけど、相手からのアプローチを待つしかない掲示板の機能が何気に不便。

掲示板消したら今来ている2人とも2度と連絡が取れなくなるのだろうか?

そして今まで掲示板に来てくれた人たちともまた会える可能性も完全に0%にする。

すごい悩む。

でももう、もう一度言うと、

今、掲示板で書き込みしない人たちは俺を必要としていない人。

そしてその人たちは今後も俺を必要としない可能性が高い。

 

日記もはてなブログで続投するべきなのか。

なんだったら俺の(はてなブログに飛ばすだけの)個人サイトもまだ残っている。

 

もう少し考えます。

整理したい。今。猛烈に。