行動する前に必要な考える力

その行動を実行する前に考えなければいけない

 

①行動を決める(もしくは指示を受ける)

②行動の選択肢(可能性)を考える(増やす)

③正しい選択肢を選ぶ

④実行する

 

上記の考えは全ての行動において必須の思考回路である。

 

②で可能な限りの選択肢を増やさなければいけない。

1つしか選択肢が思い浮かばなかった場合それが間違った答えの可能性がある。

まずは正しいか間違いか以前に思いつく限りの可能性を瞬時に想定しなければいけない。

選択肢を増やす方法は、常日頃からいろんな事柄に"考える"癖を身につけ、考える行為が反射的に行えるまで特訓する必要がある。

また、本などで勉強して、自分では到底思い浮かばなかった可能性を新たに覚えることも良い。

 

そしてそれが正しいかどうかのジャッジを③で行う。

コツとしては、その選択肢を選んだ後の少し未来を想像してみること。

例えば、ある容器から別の容器に液体をそのまま移す際に、もちろんこぼれないまま終わる可能性もあるが、こぼれる可能性も数%はあるため、床の上やテーブルの上でやらないで、シンクの上で行う、みたいな。

少し先の未来の事を考える癖をつけることで正誤判定が容易になりやすくなる。

 

このルーティンを全ての行動で行わなければいけない。

なぜなら、自分では"何が間違った行動なのか"わからないため。

 

余談だが、これを遊びにしたのが将棋である。

哲学的な質問に対して自分なりに答える

  • 生きる理由とは?

死にたくないから

 

  • 恋とは?

苦しいもの

 

  • 愛とは?

感謝

 

  • 死とは?

これを考えると悲しいからあえて忙しく生きて見て見ぬふりをしている

 

  • 感謝とは?

対義語は「当たり前」

 

  • 神はいるか?

信じない

 

  • 運命を信じるか?

全ては運命の手の中にある

 

  • 幸せとは?

消耗品

 

  • お金とは?

幸せにはならないが、豊かになる

 

  • 宗教とは?

心が弱い人達のための場所

 

他人から貰うものではなく、自分の中で作るもの

 

考えを変えられない人だけが発症する病気

 

  • 死刑とは?

拷問より弱い

 

  • 不幸のレシピは?

もしあるとするなら、人間は生まれながらに不平等であること

 

  • ルールとは?

人間が楽に生きるためのもの

 

  • 時間とは?

有限

 

  • 人間の価値とは?

無い

 

  • 薬物とは?

現実逃避

 

  • 正義とは?

守る価値がないのに守りたいもの

 

  • 憎しみとは?

未熟な自分を呪ったもの

 

  • 思い出とは?

これを大切にする人は基本的に前に進めない

 

  • 天才とは?

相手に伝えるとき、”短く”、”わかりやすく”言えるか

 

  • 平和とは?

人間のいない世界

幼稚園の頃、先生が全園児に、

「"将来の夢"の絵を描いてください」

と言ったイベントがあった。

その絵は最終的に卒園アルバムに載って全園児の家族に渡されるほどの重大なものだった。

 

しかし自分は何も描けなかった。

当然、夢が無かったからだ。

園児ながらに苦痛なイベントだった。

他の園児達は「お花屋さん」だの「ケーキ屋さん」だの「パイロット」だの、

すぐに色々描いていてるのを横で見ていて、

 

自分は普通とは違うのではないか?

と5才ながらに悟った。

 

それからは大きくなるにつれて無理矢理夢を持とうと思った。

適当に夢を考えてそれに向かって努力しようとしても中途半端に終わってしまう。

すると「これは本当に自分が持ちたい夢なのだろうか?」と考える。

これを繰り返していた。

 

結局夢を持たないまま大人になって今に至っている。

 

でも下記の漫画を読んで、

「夢は無理に持たなくてもいいんだ」

と思うようにした。

 

夢を持つことができなくてもきっと自分は大丈夫なんだと、

夢を持たない事は罪ではないと、

初めて報われた気がした。

うつ病になりやすい人

よく「真面目な人」って言われてたし、自分もそう思っていた

真面目って良い事だと思っていたけど、言い方変えれば

「考え方を変えられない人」

だと思う。

 

これはうつ病に限らず、

精神安定剤飲んでいる人や、

癖の強い人にも言える話だと思う。

 

じゃあ「考え方を変えればいいじゃん」と思うけど、

全てのケースがそうとは限らない。

例えばブラック企業で働いている人が「辞めたい」から「ここで働くべきなんだ」と考えを変えられず結果うつ病になるのはどう考えても良くない(実際考え方変えれる人はいるけど)。

この場合は普通に転職した方がいい。

 

私が言いたいのは、普段の生活の段階で悩みを抱えている人。

普段の生活は死ぬまで一生続くもの。

今のうちから考えを変えていかないと一生悩み苦しむ事になる。

 

精神安定剤では治らない。

「考え方を変える」事が最大の治療法。

 

だから私は真面目に生きることをやめた。

真面目に生きるということは考え方を変えないで生きるということだから。

 

臨機応変に生きる。

柔軟な考えを持つ。

 

完全にそうなれなかったとしても。

例え誰からも理解されなかったとしても。

いじめられているのに学校行ける子と行けない子の違い

結論から言うと、子どもの性格を形成しているのは親の育て方で、

親の育て方でいじめられているのに学校に行ける子と行けない子が分かれる。

 

男だったら暴力だったり、女だったら無視だったり。

いじめは確かに嫌だし、いじめはほとんどの人間が大なり小なり経験して、

そのいじめに立ち向かう者、耐える者、逃げる者、がいる。

 

他の声で

「本人の性質は大前提であるとして(悪意に鈍感な子もいるから)1番は親が誰よりも子どもの味方であることが子どもに伝わり切っているか否かだと思う。学校に行けるから強い子ではないのである。」

というのをいただいた。

最初と最後は同意だけど、真ん中の"親が誰よりも子どもの味方であることが子どもに伝わり切っているか否か"ここが個人的に違う気がする。

 

子どものいじめ問題に対して親が介入する隙がない。

 

例えば親は子どもがいじめられたら何ができるか?

 

A、学校に連絡する?→学校がいじめられている子を助ける保証はない

B、いじめっ子の親に連絡する?→いじめが悪化する可能性がある

C、学校に行かなくていいよ→子どもの将来はどうなる?

D、いいから学校に行け!→子どもが自殺してもいいの?

 

ちなみに自分とこの親はDだった。

というか、昔の家庭はDの家が多かったと思う。

結局のところ、親は子どもがいじめられた時の対処法を知らないのだ。

 

仮に絶対いじめられないような良い性格の子に育ったとしてもいじめられない保証はない。

逆に「できるやつだから気に食わない」という理由でいじめられるケースもある。

そしてそんな子ほど社会に出たら苦労したりもする。

 

子どもの性格というのは(障害が無い限り)親の育て方と環境で決まる。

もし子どもが変な性格になったとしても、それは子どもがそうなりたくてなったわけではない。

そしてそれを認めない親が星の数ほどいる。

要は、子どもの育て方がわからないのだ。

育て方をロクに勉強もしない、勉強の仕方もわからない。

自分の中で子育ての正解を作り出して子どもに強要する。

そして子どもの性格が形成される。

 

秋葉原通り魔事件、安倍晋三銃撃事件。

子どもを殺人犯に育てた親たちは自分の子育てに絶対的な自信があった。

もちろん殺人鬼に育てるつもりは毛頭なかったはずなのに殺人鬼になった。

 

話を戻す。

自分は小・中・高校といじめられていたが、それでも自分は通い続けた。

思えばなんで通い続ける事ができたか。

家も学校も嫌だった。

どこにも居場所なんかなくてただ家と学校を往復しながら放浪していた感覚に近い。

だから高校卒業したらすぐに家を飛び出して一人暮らしを始めたのもある。

 

ただ何よりも考えていたことは、

学校にまで行かなくなったら本当に将来が無いと悟っていたからだ。

学校を中退した後の人生が当たり前に未来が無いことは分かっていた。

結局耐えるしかなかった。

耐えながらも必死で考えた。

なんで自分はいじめられるんだろう?

そこで初めていじめられる理由と立ち向かった。

 

その結果、少しずつ自分の性格が変わっていった。

 

結局自殺はしなかった。

というよりできなかった。

 

死ぬのが怖い。

だから今も生きている。

 

自殺は勇気じゃない。

ただし自由でもない。

 

それぐらい人生に価値は無い。

 

正しい子育て

amazon primeで見れる"内村さまぁ〜ず"というネット番組の

シーズン0の#140で父親同士で家族の話をする回がある。

そこで三村が

「(子育ての)成功例かわかんないよね」

と言っていた。

その後土田が

「成功って何?東大に入ったら成功なの?そういう事じゃないですよね」

大竹「健康ならよし、みたいなところがあるよね」

 

この話題にすごい興味があって、自分なりの答えを探していた。

最初に"自立"という答えが出た。

最終的に自立した子どもに育てば成功、みたいな。

自立した子どもは親が(死んで)いなくなっても生きていける。

 

実際に自分は自立した方かもしれない。

実家から離れ、一人暮らしもしたりして、家事や自炊も全部できるし、親がいなくても生きていけるようになったと思う(もちろん親が死んだら悲しいけど)。

 

ただ、自分が(今の)自立に至るまでの両親の子育ては、はたして正解だったか?と問われれば、首をかしげてしまう。

多分うちの親の子育て方法は、100点満点中、40点ぐらいだと思う。

子どもの頃の親の記憶を思い出すと、今でも親を恨む点がいくつか心当たりがある。

(今は自分でも育ち切ったと思っているからもう恨んではいないけど)

 

そう考えると、「自立」という答えは結果的に正しいようで過程をおざなりにしている。

 

今は「柔軟な考え」が、正しい子育ての答えだと思っている。

これだと自立する上に臨機応変で苦労しにくい子どもが出来上がると思う。

 

柔軟な考えを持たせるために、いろんな考えを子どもに教え、子ども自身が考える力を身につけなければならない。

たくさんある選択肢から一番正しい考えをみつける。

みつけるだけでなく、みつけるまでのスピードも早くなければいけない。

簡単な例で言うと将棋だ。

将棋は選択肢が無限なようで無限ではない。

盤面ごとに全ての選択肢を思いつき、その上で正しい選択肢を選んで駒を動かす、与えられる時間は数十秒しかない。

 

ただし将棋をすれば必ずしもみんな柔軟な考えが持てるわけではない。

将棋はあくまでゲーム。

人生が将棋に似ているだけ。

ただ人生の方が将棋よりも難しい。

会社が必要としている人

昔"会社が必要としている人"の要素が大きく3つあることを説いた事がある。

 

A、すぐに辞めない人

B、頭が良い人

C、扱いやすい人

 

上記3つが全部揃って初めて「会社が必要としている人」になり、

逆にどれか1つが欠けていたら、それは"要らない人"になる。

A、どんなに頭が良くて扱いやすくてもすぐに辞める人は要らない

B、辞めないし扱いやすい人でも頭が悪かったら給料泥棒と後ろ指を刺される

  (会社内でいじめられて自主退職させられやすい)

C、ちゃんと辞めない上に頭が良いのに、扱いづらい人は会社の敵になりやすい(会社を壊しかねない)。

 

この最後のCについてもう少し言いたい。

前回の日記で"癖の強い人"の話をしたけど、

やっぱり会社としては"癖の強い人"はできる限り取りたくない。

なぜなら柔軟な考えを一生持てない人だからだ。

環境によって臨機応変に考え方を変えられる人を会社は求める。

 

総合的に言うと、

「扱いづらい人」よりも「会社の奴隷」が欲しい。

ただし、ただの「会社の奴隷」ではダメ。

それだと40代、50代になってもずっと使いっ走りのまま生涯終える羽目になる。

つまり、

「会社の奴隷」よりも「考えている会社の奴隷」が欲しい。

考える人間は会社を良くする可能性がある。

 

奴隷が嫌なら起業するしかない。

起業するアイデアが無いなら奴隷になるしかない。