エンターテインメントにどれだけ金をかけることができるか?

人間の金の利用方法を2つに大別するなら

 

①生きる上で必要な出費

 (例:最低限の衣・食・住による出費)

②生きる上で不必要な出費=エンターテインメント

 (例:本・ゲーム・音楽・お菓子やスイーツ・酒やタバコ・飲み会・アミューズメントパーク・アイドルの追っかけ・NHK受信料・等)

 

だと思う。

で、このエンターテインメントだけが、今後の日本の金を稼ぐ舞台、なのだと思う。

逆に言えば、最低限の衣・食・住を提供する会社は今後あまり伸びないのではないか?とも思う。

もちろん潰れるリスクは低いが、人口減少の一途を辿る現代において目覚ましいほどの収益も今後無いと思う。

 

結局のところ、人間という生き物は、最低限の衣・食・住による出費だけで生きれるほど単純ではない。

(ミニマリストが増えている昨今だが、彼らは生活用品を限りなく減らしているだけでエンターテインメントが全くないわけではない)

大きさはそれぞれだが、人生において少なからず娯楽(エンターテインメント)がなければ生きる意味を見出せない者もいる。

そういった意味ではエンターテインメントも生きる上では必要な出費と言えなくもないが、ここでは一般的な概念上で区別している。

 

問題なのは、新しく台頭するエンターテインメントがどれだけ人類にとって需要があるか?

うまいこと人間の自己顕示欲を掘り起こした「TikTok」のようなサービスは、ヒットすればすごいけど、戦場自体はなかなかヒットしにくいとも思う。もしTikTokのようなサービスが新しく出るたびにヒットし続けたら利用者が分散することは心理上起こりにくいと思う。

音楽・アニメ・漫画・等はほとんど出尽くしているが、まだまだ戦う勝ちがあるステージだとは思う、ライバルは星の数ほどいるけど。

 

結論を言えば、矛盾はしているけど、人間がどれだけそのエンターテインメントを生きる上で必要な出費だと思えるか。

最初に斬新なアイデアを出した人間こそが勝者になる。